メンテナンス日記 15



タイヤ交換 KSR110


これらを参考にして何か問題が起きても私は責任を取りません

実施日 2008年09月06日 走行距離808q

自分でタイヤ交換が出来る自信がついたのでネットでタイヤを購入した。
買ったのはダンロップのTT92GP。
ブリヂストンも考えたのだが減りが早いとの情報で今回はパス。

リアはいつものスタンド。 フロントは車用のジャッキでアップ。

我が家の駐車場は少し傾斜がついている。
後ろを上げるだけなら、傾斜の高い方へフロントを向ける。
これを逆にして傾斜の低い方へフロントを向けるとリアが上がりすぎてしまう。

いつもの癖で傾斜の高い方へフロントを向けてしまった。 今回は両方上げるのに・・・
これが惨事を招くとは思いもよらず(笑)

まずはフロントタイヤから。
今回初の試み・・・ シャコ万でビード落とし。
車体につけた状態では何ともならない。

仕方なくはずしてからシャコ万で締めていくとビードは落ちる。
しかし、この方法で落ちるのは片側だけ。
もう片側はプロテクターとレバーを駆使して落とした。 ちなみにビードブレーカーはない。

練習の甲斐あって、両面ともサクサクとはずれる。 タイヤやリムに傷もつかず・・・ ( たぶん )

「 軽点 」 と呼ばれるタイヤの一番軽い部分を表すマークが見当たらない。
数字がそうかとも思ったが、スリップマークを指す三角のところに書いてあるし・・・
両方のタイヤに軽点マークはなかった・・・ どうしてだろう。

タイヤが新しいからかビードワックスの塗りすぎなのか滑る。 入れていく反対側からはずれていく。

ここでビードを上げることが出来ればGSに行かなくてもいいだろうと自転車用の空気入れで挑戦。
何分か挑戦したが 「 シューシュー! 」 といい音がするだけで上がる気配がない。

仕方なくフロントタイヤを車に積んで、今度はリアタイヤ。
本当はフロントを組んでブレーキレバーを固定したかったのだが・・・

リアタイヤも同じように交換していると・・・

「 ガシャン 」

え? 何?

振り返ると、バイクが倒れている。
フロントを上げっぱなしにしたことでリアスタンドの受けが滑ったようだ。

適当に起こした後、嫁さんに手伝ってもらい、なんとかスタンドアップ。
フロントに当てたジャッキは、フォークが地面に着きそうなくらいに下げた。

さっさと交換を済ませ、急いでGSへ走る。
セルフスタンドだがエアだけを借りるのは気が引けるので先に車に給油した。

店員さんに断って、まずは持ち運び式の空気入れでシューっと・・・
シュー プスン・・・

エアがなくなった・・・ これじゃダメだ。

今度は備え付けの空気入れのところへ。 行きつけのGSにあるヤツと一緒で空気圧を指定出来る。
シュー! おお! 今度は良さそうだ。 しかし、いつまでたってもビードは上がらない。

何で? 会社では上手くいったのに?

少し空気圧を上げてみる。 この空気入れは入れている間はリンリンとやかましい。
会社にあるのはかなりの圧力だからと、思い切って指定を7キロにしてみた。

「 パン! パン! 」 よし! もう1本!

終わってタイヤを抱えると先ほどの店員さんと目が合った。
あまりにリンリンと言わせていたので気になったのだろうか?
お礼を言うと会釈が返ってきた。 決して怪しい者ではありません(笑)

また倒れてやしないかとヒヤヒヤしながら帰宅した。

エア漏れチェックをして取り付け完了。
交換に3時間半・・・ まあ、初めての交換だからこんなもんかな。

バイクが倒れたことでパニクったのでそれ以降の画像はありません(笑)


実施日 2009年10月06日 走行距離1320q

今回はブリヂストンのBT601SSを選択。

前回のような失敗を避けるため、フレームの下にウマを入れる。

スリップサインは出てないがフチがないフロント
フチはしっかり残ってスリップサインが出ているリア

前後入れ替えて使えないものか?
フチがないフロントをリアへ・・・ どうせフチは使わない。
フチが残っているリアをフロントへ・・・ フチを使う前にスリップサインのところで滑りそうだ。

はずしていく反対側から滑って入っていく・・・ のを防止するためのクリップ。
片側はすんなりはずれた。 が、しばらくやってなかったせいかコツを忘れてもう片側は難儀する。
台にするはずの古タイヤは処分しちゃったし。

はずしたタイヤとホイール、タイヤレバーとリムプロテクターを車に積んでガソリンスタンドへ。
今回はネット購入ではなくガソリンスタンドで取り寄せてもらった。

私 「 こんにちは〜タイヤ来てます〜? 」
店長 「 来てますよ〜 」

あれ? コンパウンドが違う。
頼んだのはミディアムなのに目の前にあるのはソフト。
担当者に電話してもらうと早速取り替えに来てくれるとのこと。 でも一時間はかかるらしい。

待っている間にバルブを新品に交換。
さすがにほかにすることがなかったので時間を持て余した。

ふと、ピットにあるタイヤチェンジャーに目がいく。
タイヤレバーでやるつもりで来たがチェンジャーも使ってみたい。 でも使い方が分からない。

私 「 チェンジャー使わせてもらっていいですか? 」
店長 「 いいですよ でも使い方わかります? 」

持ってきたタイヤで使い方を教えてくれた。
が、手馴れた作業でつけてしまうので覚えられない。 お客さんがきたので店長離脱・・・
恐る恐るレバーを降ろし、ペダルを踏む。 う〜ん、うまくいかないなあ。
何回もやっているうちに店長がつけたタイヤをはずすことだけは出来た。

そこへタイヤ到着。
まだつける練習はしていない。 いきなり新品タイヤでやるのか?

今度は店員さんを呼んでレバーのセットの仕方を教わった。
ホイールの固定の仕方も・・・
店長がホイールを固定したときは、内側に金具がかかってしまい傷がついてしまう。
それならばとリムのところに金具がくるように教えてもらった。

ホイールとタイヤにビードワックスを塗り、装着開始〜。
「 回すときはタイヤを押さえないと 」 店員さんの指導であっというまに1本終了。
なんと楽なことか。

チェンジャーに備え付けられているエアホースをつないでペダルを踏む。
速攻でビードが上がり、そのままエア調整。

家に帰ってKSRに装着。
最後まで倒れることはなく・・・ ウマをはずしたときに右に傾いてヒヤりとしたが(笑)

BT601SSのリア用の120はパターンが逆。
リアにフロント用の100を履く場合は逆に履いた方がいいのか・・・
タイヤを持って来てくれた営業マンに聞くと、やはりローテーション通りに履いて欲しいとのこと。
今回はローテーション通りに履いたが、事前にリサーチしておけばよかった。 (←遅)